2015.11.17

12の商店街と1,300店の加盟店 1200億円の年商の自由が丘


東急線自由が丘駅を中心に半径1km圏の小売販売額は1,200億円(2007年商業統計)。12の商店街と1,300店舗近い店が集積。自由が丘は目黒区でもっとも稼いでいる街といわれています。

自由が丘の商業集積が顕著になるのは戦後で昭和22年に駅前の整備と自由が丘デパートの開業など高度経済成長とともに商業集積が始まります。70年代に現在の商店街の骨格ができたといわれています。

ところで、自由が丘から4kmほど離れた二子玉川地区には1969年に日本発のショッピングセンター玉川高島屋が開業。現在二子玉川駅半径1km圏の小売販売額は2200億円(2007商業統計)で自由が丘駅周辺のおよそ2倍です。

商業統計の最新版は2007年のものですが、二子玉川サンライズ・ショッピングセンターなどがその後開業しているので現在は2500億円ぐらいの売上規模と推計されます。二子玉川は自由が丘から大井町線でわずか8分ほどの距離です。

人工的な商業集積地である二子玉川地区と比較して自由が丘の街づくりは、住宅民と商店街など複数のの利害関係者を調整しながら進められるため大変な時間と労力がかけられています。

東急東横線沿線の駅周辺の商業集積(1km圏)ランキングは以下のとおり。

  1. 渋谷駅 7900億円/年 2505店舗
  2. 横浜駅 6270億円/年 1393店舗
  3. 中目黒駅 1410億円/年 1060店舗
  4. 自由が丘駅 1210億円/年 1103店舗

中目黒は自由が丘より商業集積が進んでいるように見えますが、1km圏に代官山、恵比寿などの商業地が含まれているため実質的には渋谷、横浜、自由が丘が東急東横線のトップ3の商業集積地となります。

この記事の執筆者
酒井 嘉昭

酒井 嘉昭

代表取締役

技術士(環境部門)測量士 日本大学文理学部地理学科卒業 都市計画、防災・環境計画の土木計測のエンジニアとしてキャリアをスタート。 英国のデータ分析会社GMAPの上級アナリストから日本ジーマップ代表取締役に。分社化に伴い現職。居住者クラスター分類ジオデモの開発者。主要な著作