立地評価から販促まで、様々なシーンでgleasinを活用しています
株式会社 和真様

#gleasin店舗開発

国内外での眼鏡の小売・卸から眼鏡専門学校の運営までを手掛ける総合型眼鏡店として、首都圏を中心に事業を展開してきた和真。創業から70年余を経て成熟しつつある眼鏡市場のなかで、利益重視の成長を目指す同社がグリーシンを導入した背景、活用方法、そして今後の期待などについて、執行役員の秋庭 浩一様、経営企画部の瀬戸 優義様にお話を伺いました。

立地評価から販促まで、様々なシーンでgleasinを活用しています

多様な活用事例

弊社は創業の地である埼玉県をはじめ、一都三県を中心に事業を展開しており、そのほとんどが商業施設での出店となっています。

そのため、出店にあたってはSCの売上規模や商圏のボリューム感を重視しています。売上200億、300億という触れ込みのSCに出店しても、実際の売上が半分にも満たないことがある一方で、埼玉県や東京都のSCに出した店舗は好調です。そうした好調店の立地を見るのにグリーシンがとても役に立ちます。そのSCの特徴が視覚的に見えるので面白いですね。「こういう人たちがいるんだったら、もうちょっと営業を頑張ってみようか」とか、販促関係で言うと「こういったところにチラシ撒いたほうがいいのではないか」と検討する、といった使い方をしています。(312)

ここなら、と思い、お声がけさせていただきました。

これまでのツールは慣れるのに時間がかかったけど、gleasinなら直感的に使えますね。

gleasinの良さ

メガネ業界を見てみると、高齢者が増えて老眼鏡需要が増えるというプラスの面はあるのですが、高齢者は買い替え頻度が少なく、若い人口は減っているので、全体的には需要は縮小傾向にあるとみています。

また、低価格業態の進出が活発で単価を押し下げているので、私たちのような総合型で客単価もやや高めの業態にとっては、やや厳しい状況にあります。そうした背景に加え、この数年はコロナ禍もあったことから、新規出店を抑制し、既存店の改装や商圏内でのよりよい立地への移転などで、収益性を高める方向へと成長戦略を転換しています。

店舗展開のほとんどは商業施設内ですから、やはり、出店にあたっては、その地域に応じて需要のあるSCなのかどうかを判断しなくてはなりません。これまで利用したGISツールは使いこなすのに習熟が必要だけれども、そんな時間的な余裕もなく、その点、gleasinだと直感的に操作できる。出店の一次判定はほぼgleasinを使ってできるのではないかと思います。

量より質、売上より利益重視の成長に生かせるツールと期待しています。

今後にむけて

当面は改装と立地の移転、その二点での成長を目指す方針で、客数よりも利益、量よりも質への転換を進めるのがテーマになっています。ですから、これまで以上に店舗の適正規模、プライスラインを吟味することが必要です。

「このドライブ商圏で給与所得水準の平均値はどれくらい」かがわかれば、この地域のお客様に対して、ニーズからかけ離れるような高売りをしているんじゃないか、あるいはもうちょっと攻めてもいいんじゃないかなど、わかりやすく話ができようになります。こうした点で、gleasinなら「Geodemo」で給与所得の水準が推測できるので助かります。

結局、どのようなお客様に何を提供するのか、そこが曖昧だとなかなか売上は上がっていかないものだと思います。私たちが持っている顧客一人ひとりのデータとgleasinで得られる情報を連携させながら、利益重視の成長を追求していきたいと考えています。