「より多角的データからの店舗開発を」——きっかけは、変革を求める声でした。
導入のきっかけ
私が現職に就任してからの3年の間に、弊社には、様々な変化がありました。
今後も起こるであろう変化を想定し、社内全体を整備していきたいと考えていたところ、株主様から、店舗開発においてもより多面的な視点で市場を分析できる新しいマーケティングツールの導入を求める声が上がりました。
私自身、過去にいくつかのツールを導入した経験はありましたが、どこも初期費用が高く、1回のレポートの金額も高額でした。
弊社は年間30〜40の新規店舗を開業していますので、それではコスト的に合わないと感じていたんです。
そんな中、見つけたのがグリーシンでした。
他社が比較にならないほど圧倒的にリーズナブルで、メニューも厳選されていて過剰なサービスがなく非常にわかりやすい。
ここなら、と思い、お声がけさせていただきました。
店舗開発の労力を減らし、売り上げアップを導く頼もしい存在です。
多様な活用事例
グリーシンの機能は、一通り活用しています。
「商圏分析機能」では立地が類似する既存店がわかるので、売り上げ予測もつき、そのデータを新規出店する際の裏付け、エビデンスのひとつとして活用しています。
また、競合他社の分布図まで全国的に網羅でき、しかも毎月アップデートされるのは全国展開をめざす弊社としては非常にありがたいです。
特にメガネ業界は地域ごとに勢力をもつ小型店などが存在し、その把握にはとても手間がかかるのですが、グリーシンのおかげで大幅に省力化できています。
それから、居住者のライフスタイルやライフステージ、所得水準がわかる「Geodemo®」も大いに役立っています。
「オンデーズ」は競合他社よりも平均単価が5,000円ほど高く、ブランディングもメガネを常用するお洒落な男性をメインターゲットとしていますが、「Geodemo®」が示す所得水準の高いエリアに出店すると、やはり高単価商品が売れますし、買い替えの頻度も高まるため、売り上げにつながっています。
グリーシンをフル活用して、自分たちの大きな成長につなげたい。
今後にむけて
これは、グリーシンの中で大きな可能性を感じる部分なのですが、自社だけでなく競合他社の類似ブランドも提示してくれる点が大きいですね。
これまでは競い合うことを諦めていた競合他社の背中がようやく見えるようになった今、その他社と相関性が高いブランドを知ることで、めざすべき「未来のベンチマーク」言い換えれば「成長につながるベンチマーク」を探ることができます。
これまでの実績による自分たちの「過去のベンチマーク」だけを見ていたのでは成長は望めません。
ぜひグリーシンを活用して「成長につながるベンチマーク」を見据え、将来的には現在200ある国内店舗を、今後4〜5年の間に400店舗まで拡大し、大いに飛躍したいと考えています。