2016.07.21

人口増加商圏 Best30


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人口増加商圏 Best30

1位東京都江東区有明,4位沖縄県石垣市

5km圏の人口増加率の高い商圏に立地する商業施設のベスト30です。上位10位のうち9か所が東京の湾岸地区に集中しています。

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1位と2位は東京都江東区有明に立地するWanza Ariake Bay Mallと有明パークスビルです。Wanza Ariake Bay Mallの5km圏人口は27万人で年率5.1%の増加です。3位は東京都江東区青海に立地するビーナスフォートの5km圏で、39万人年率3.8%の増加です。

Wanza Ariake Bay Mall

東京ビックサイトのある有明地区とその5km圏は高層マンションが盛んに建設されています。2016年7月20日に日経新聞電子版でも「都内の待機児童数2年ぶり増加 湾岸などに子育て世代が転入」と報じられており、湾岸地区の人口増加はタワーマンションの建設と子育て世代の入居により児童数が急増、託児施設の不足となっています。

4位沖縄県石垣市イオンタウンやいま

石垣市全体でも人口は増加

石垣市全体でも人口は増加

第4位にランキングしたのは沖縄県石垣市のイオンタウンやいまの5km圏の人口増加率です。石垣市の人口は昭和50年(1975年)に36,000人まで減少しますが2012年現在48,802人に増加しています。イオンタウンやいまの5km圏の人口は24,593人(2010年)で年率増加率3.4%となっています。

5位から9位までははすべて東京臨海地区に集中しています。5位ららぽーと豊洲(江東区豊洲)、6位ダイバーシティー東京プラザ(江東区青海)、7位デックス東京ビーチ(港区台場)、8位アクア・シティお台場(港区台場)、9位晴海トリトン(中央区晴海)となっています。

10位つくばショッピングセンターアッセ(つくば市)、12位イーアスつくば(つくば市)

4位の石垣市にあるイオンタウンやいま以外9位まではすべて東京湾岸地域でしたが、共通するのはそれぞれの5km圏は人口増加化の著しいエリアを共有している点です。都心湾岸地区の人口増加の中に、郊外つくばの人口増加が食い込んでいます。

2005年に開通したつくばエクスプレス沿線は現在でも盛んに住宅が建設されており沿線の市は人口が増えています。つくば市も人口増加している郊外の街ですが、筑波大学をはじめ多くの研究機関やハイテク企業が集積しており将来性のある産業が集積している市です。

つくばショッピングセンターアッセ

イーアスつくば

人口増加商圏をもつ商業施設にとっては安心してあたらしい需要を喚起するための様々な施策を実施することができます。

特につくばのように大学と産業があり人口が増加している商圏では価格訴求性ばかりでなく価値訴求型のテナント揃えがますます求められるでしょう。

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この記事の執筆者
酒井 嘉昭

酒井 嘉昭

代表取締役

技術士(環境部門)測量士 日本大学文理学部地理学科卒業 都市計画、防災・環境計画の土木計測のエンジニアとしてキャリアをスタート。 英国のデータ分析会社GMAPの上級アナリストから日本ジーマップ代表取締役に。分社化に伴い現職。居住者クラスター分類ジオデモの開発者。主要な著作